デグーはなつく動物でしょうか?
答えは、「デグーはかなりなつきます!」
13匹のデグーを飼っている私の経験論なので、それなりに説得力はあると思います。
特に我が家のデグー「ちぃ♀」は、なでなでが大好きで愛嬌たっぷりです。
デグーは一般的になつきやすい動物だと言われており、しっかりと飼育すれば犬のように忠実なペットになります。
とは言え、「警戒心が強い小動物」という特徴も忘れてはいけません。
▼この記事でわかること
・デグーをなつかせる方法
・知っておくと良いデグーの特徴
・間違ったデグーの飼育方法
・デグーがなつかなくなる原因
なついてくれれば、手にぴょんっと飛び乗ってきたり、肩に座ったり、頭に登ったりするほど可愛らしい一面をみせてくれるデグー。
お迎えしたら、焦らずに寄り添ってあげる姿勢でいるのがポイントです。
それでは、デグーになついてもらうための方法を詳しくご紹介していきます♪
デグーはなつく!事前に知っておくべきポイント
デグーは自然界だと、群れを作って行動する動物です。
仲間とのコミュニケーションを良くとり、積極的に声を出して感情を出します。
声のタイプも様々で、感情を聞き分けられるのもかわいいところです。
とは言え、個体差があることは覚えておきたいポイントです。
全てのデグーが飼い主と馴れ合うのが好きなわけではなく、飼い主のことは好きだけど触られるのが嫌いな子なども存在します。
デグーがなつくまでに必要な時間は?気長に待ちましょう
デグーがなつくまでには、基本的に1ヶ月〜半年かかる場合が多いです。
お迎えして数日で手に乗ってくれる、と思っていると、がっかりしてしまうかもしれません。
また、デグーがなつくまでの時間にも、個体差があります。
人に関心が高い子は、比較的なつきやすい傾向にあります。
性別だと、メスは警戒心が高めな傾向にあり、オスは比較的穏やかな性格を持ちやすいです。
ただし、デグーは基本的に怖がりで警戒心の強い動物です。
これは、自然界で生きる際に捕食される側の動物であることが理由にあげられます。
家にお迎えしてすぐ、ケージの隅に固まって動かなくなるほど怖がってしまうデグーも珍しくありません。
そんな場合にも、焦らずゆっくりと環境に慣らしてあげるようにしましょう。
我が家のねぎ♀ちゃんは未だに懐いてくれません。。焦らないことが大切ですね。
デグーがなつかない!理由はお世話の方法かも?注意点
数ヶ月デグーを飼っているのに、なついてくれないという場合。
間違った飼育方法をしてしまっているかもしれません。
こんなこと、していませんか?
デグーがなつかない理由①:無理に触ろうとしている
なついてくれないからといって、無理に触ろうとするのは禁物です。
お迎えしたら、慣れるまではケージの外から手でご飯をあげるのが鉄則です。
無理に外に出して手に乗せようとしたり、触ってマッサージしてあげようとすると、デグーは怖がってしまいます。
考えてみてください。
小さなデグーにとって、大きな人間の手が迫ってくるのは、かなり恐怖的な図になると思いませんか?
先述したとおり、デグーが慣れるには1ヶ月以上の時間がかかります。
根気よく世話をしてあげることで、デグーはゆっくりと慣れていき、人間を敵だと思わなくなります。
デグーを上から鷲掴みにするなんて、最悪です。
いつ上から鳥が舞い降りてきて食べられてしまうかわからないので、見えないところから持ち上げられることを非常にこわがりますます。
慣れてきてから、下から優しく触ってあげて下さい。
デグーがなつかない理由②:怖がらせてしまっている
デグーがいる部屋を、大きな音を立てて掃除機していたり、爆音で音楽をかけてしまったりすると、デグーは怖がります。
大きな音や衝撃を与えられると、慣れにくくなってしまいます。
デグーはとても頭が良いので、こわい思いをするとずっと覚えています。
飼い主を敵だと判断してしまわないように、広い心でデグーが慣れるのを待ちましょう。
デグーがなつくためにできること!ステップが大切です
デグーは、ある日を境に急になついてくれるものではありません。
慎重に、少しずつ距離を縮めていくことが重要です。
ステップごとに紹介するので、迎え入れた日から実践してみて下さい。
デグーがなつくステップ①:まずは落ち着かせてあげる
デグーは警戒心の強い生き物なので、新しい環境に驚いて威嚇をすることもあります。
ペットショップなどからお迎えしたときには、ケージの外から数日間は様子をみましょう。
ご飯をあげたり、掃除をする以外に余計な接触はさけ、まずはデグーを安心させてあげることに勤めます。
デグーがなつくステップ②:指からおやつをあげる
数日あるいは1週間ほどたったら、ケージの外からおやつを与えてみましょう。
手はケージの中に入れてはいけません。
指でつまんで、ケージの外からおやつを手渡します。
こうすることで、飼い主の手のにおいを覚え、ご飯をくれることを覚えていきます。
おやつをあげるときは毎回、デグーの名前を呼んで下さい。
名前を呼ばれるとご飯がもらえることを学んでいきます。
少しずつ、飼い主を敵ではないと認識していきます。
デグーがなつくステップ③:ケージの中に手を入れておやつをあげる
ケージの外からご飯をあげることに慣れてきたら、ゆっくりとケージの中に手を入れて、おやつを与えてみてください。
デグーがおやつを受け取ったら、こちらから触らず、そのままゆっくりと静かにケージの外に手を出します。
ここで無理に触ろうとすると、デグーがこわがってしまうので注意です。
場合によっては驚いて噛みつかれてしまう場合もあるので、あくまで慣れるまで触るのは待ちましょう。
デグーがなつくステップ:手のひらにおやつをのせて与える
指から与えていたおやつを、手のひらにのせて与えるようにしてみましょう。
人間の手をこわがらなくなり、世話をしてくれるものだと認識してくれれば、自分から手のひらにのってご飯を食べるようになります。
手のひらにのってくれたら、優しく下から指のヒラを使って撫でてあげましょう。
我が家のデグーはなついている?見分け方
デグーのなつき方は個体により様々で、愛情表現が違うのも個性です。
触らせてくれないからと言って、なついていないと判断する必要はありません。
少しずつ慣れてくれているかもしれないし、慣れていても触れるのが嫌いな子なのかもしれません。
なついている場合の見分け方は存在します。
なついているデグーの特徴①:近づいても逃げて行かない
近づいたときに逃げていかない場合は、飼い主を敵だと思っていない証拠です。
触らせてくれないとしても、心は開いてくれています。
このまま根気よく世話を続けることで自分から手に乗ってきてくれる子になる場合もあれば、やはり触られるのは嫌いな子もいます。
触りたい気持ちを抑えて、しぶとく慣れてくれるのを待ちましょう。
なついているデグーの特徴②:名前を呼ぶと来てくれる
名前を認識し、名前を呼ばれるとおやつがもらえると思っていれば、名前を呼ぶと出てきてくれるようになります。
手に乗ってくれなくても、名前に反応しているということは、少しずつ学習していることがわかります。
これからも名前を呼びながら、ご飯をあげるようにして下さい。
少しづつ距離が近づいていくはずです。
デグーはなつく!焦らずにゆっくり待とう
デグーが人懐っこいイメージで飼い始めると、最初のギャップに落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、人へのなつき方は個体それぞれ違いますし、なつくまでにかかる時間も違います。
なついてもらうまでに半年はかかるものだということを前提に、デグーに優しく接してあげて下さい。
あなたの想いはきっと届きます。
遂にねぎちゃんがカイカイをさせてくれました。距離間を詰めすぎなかったことが成功の要因だと思いました!
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