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長毛種の毛の扱いはどうする?

ノルウェージャンフォレストキャットなどの長毛種を飼っている方は、部屋中に舞う被毛の扱いが、少し大変だったりしますよね…

また、ふわふわ・モコモコと暑そうですので、「サマーカットをしてあげたいな!」と思われる飼い主さんも多くいらっしゃることが実際です。

この記事では、ノルウェージャンフォレストキャットなどの長毛種について、ブラッシングやサマーカット、シャンプーといった、被毛の扱いについてお伝えしています。

「毛がたくさん抜けて大変…」「暑くないかな?涼しくしてあげたいな!」という飼い主さんは、ぜひ読んでみてください。

目次

長毛種は毛の扱いが大変!

猫を飼っている方は、たくさんの抜け毛に、毎日お掃除が大変ですよね…

ブラッシングをしてあげてもキリがないし、猫アレルギーがある場合には、より毛の扱いに気を付けていることと思います。

猫はダブルコートの被毛を持つ種類が多くおり、雑種猫のほとんどはそうだと言われています。

長毛種の一つであるノルウェージャンフォレストキャットも、ダブルコートを持つ品種です。

ダブルコートとは、オーバーコートという太くて長い上毛と、アンダーコートという短くて細長い下毛の両方が生えている種類を指します。

寒い時期には、保温効果のある下毛が多く生えそろい、夏にかけてはそれが抜けることで、快適に過ごせるようになります。

ただ、毛の生え代わりがあることで、抜け毛がとても多く生じ、時として飼い主さんの悩みの種となってしまいます。

長毛種のブラッシングについて

長毛種の抜け毛を管理するためには、日頃のブラッシングが大切です。

ブラッシングは、毛の流れを整えるだけでなく、皮膚の血流増加や飼い主さんとの愛着形成といった役割もあります。

毛の流れに沿って、1日10分程度を毎日行ってあげるといいでしょう。

おなか周りや足先などは、敏感であるため、優しくより丁寧に行いましょう。

ブラッシングを嫌がってしまう子もいますが、その場合には、短時間で速やかに行うことから始めましょう。

間違っても、押さえつけて、無理に行ってはダメですよ。

また、毛玉を作らないこと、毛玉を除去することも、ブラッシングの効果として重要です。

できてしまった毛玉については、ハサミを使って処理しましょう。

このとき、皮膚を一緒に切ってしまう事故は多いですので、必ず、毛玉をほぐしながら行うようにするといいですね。

ノルウェージャンフォレストキャットなどの長毛種では、ファーミネーターなどの、被毛を効率的に除去できるブラシを使用してもいいですね。

強く使用することで、皮膚が傷ついてしまうトラブルも多いですので、被毛をなでる程度に行いましょう。

また、掃除機のようにブラシをしながら吸い取るタイプの商品もあるので、愛猫に合った方法で行ってみましょう。

長毛種のサマーカットについて

暑い夏場には、愛猫に涼しく過ごしてほしいため、サマーカットを行う場合も多いと思います。

サマーカットとは、主に夏場に、被毛を本来の長さよりも短く刈り込むことを言います。

適度なサマーカットは、通気性を良くし、皮膚を健康的に保つことができます。

見た目も涼しそうでいいですよね。

ただし、サマーカットにはデメリットもあります。

本来、犬や猫などの動物は、季節に合わせて、生え代わりによって衣替えをし、体温調節をしています。

被毛がなくなることで、自身の体温調節能が低下すること、また、皮膚に直接外部刺激(日光やほこりなど)が当たるようになってしまいます。

そのため、熱中症のリスクが高まる、日焼けをしてしまう、皮膚トラブルを生じやすい…などのデメリットもあります。

一見、猫の皮膚は、人よりも厚く見えますが、人の半分程度の厚さしかないといわれています。

皮膚が薄い猫ちゃんにとっては、被毛がなくなることは、健康を害する可能性もあるのです。

また、毛刈り後に毛が生えなくなってしまうトラブルもよくあります。

『なぜ生えなくなってしまうのか?』の機序は分かっていませんが、短いままで生えそろわず、本来の見た目にもどらなくなってしまうのです。

毛色が変わる場合や、毛質に変化が生じることもありますね。

こういった毛刈り後脱毛症は、バリカンを使用したカットで生じることが多いです。

暑さを緩和できるというメリットと同時に、こういったトラブルを生じる可能性もあるため、サマーカットを施す際には、考慮に入れましょう。

サマーカットをするならハサミで適度に

涼しさや通気性を考えると、サマーカットはおすすめできます。

ただ、上記でお伝えした通り、バリカンによる極端なカットによって、皮膚や被毛にトラブルを生じやすいです。

そのため、ハサミを使って、適度なカットをすることがおすすめです。

もちろん、嫌がる愛猫を押さえつけてまで行う必要はないですよ。

長毛種はシャンプーした方がいいの?

猫は基本的に、シャンプーがいらない動物です。

自身での毛づくろいにより、きれいに整えることができるからですね。

ただし、皮膚病がある場合や汚れが強い場合、長毛種の場合などには、シャンプーをすべきときもあります。

頻度は3,4か月に1回程度がおすすめです。

猫専用のシャンプーを用いて行いましょう。

はじめてのシャンプーは、足先のみ、おなかのみ…などと、一気に行わないことがポイントです。

無理に行うことでパニックになり、場合によっては命を落とすこともあります。

呼吸が荒い、口を開けて呼吸をしている、瞳孔が開いている(黒目がまんまる)…などは、ストレスがかかっているサインです。

愛猫にいつもと違った様子が見られる場合には、すぐに中止の判断をしましょう。

なお、シャンプーやトリミング(サマーカット)をする場合には、動物病院で行うことがおすすめです。

獣医師による監視下のもとで行えること、万が一のトラブルがあったときに、速やかに対応できることが理由となります。

【まとめ】ノルウェージャンフォレストなどの長毛種におけるサマーカットやブラッシング、シャンプーについて

長毛種は毛玉ができやすいため、ブラッシングによって、被毛の流れを整えてあげましょう。

頻度は、1週間に1,2回、できれば毎日行ってあげましょう。

夏の暑い時期には、サマーカットを施す場合もしばしばあります。

ただ、極端に短くカットすることで、皮膚病リスクが高まったり、毛が生えそろわなくなることもあります。

サマーカットをする場合には、ハサミで適度に切るようにしましょう。

また、ブラッシングやシャンプーを過剰に嫌う猫ちゃんは、無理に行わないようにしましょう。

難しい場合には、動物病院で行ってもらうと安心ですね。

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この記事を書いた人

デグー22匹と,奥様と仲良く暮らす一般サラリーマン。

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