ノルウェージャンフォレストキャットと暮らし始めて数年。
あのふわふわの毛並み、まんまるの顔、どっしりとした体格——見るたびに「かわいい…!」と癒される存在です。
でも、暑くなってくる季節が近づくと、毎年思うことがあります。
「こんなにもっふもふで、暑くないのかな…?」
夏になると、うちの子はいつもより床に寝転がる時間が増えたり、風がよく通る場所を探して移動したり。エアコンをつけていても、なんとなく心配になります。そして、それに加えて…
「抜け毛がすごすぎる!!!😱」
長毛種を飼っている方なら、この気持ちわかってもらえるはず。家じゅうに舞う猫の毛。ブラッシングしても追いつかない。黒い服やスーツを着ようものなら、数分後には“毛のコーティング加工”が完成してしまう始末。
そんな中、毎年気になるのが「サマーカット」。SNSでは、丸刈りになった猫たちのかわいい(?)姿がバズっていたりして、「やってみようかな」と思う反面、「本当に必要なの?」「猫にとってはどうなんだろう?」という迷いもあって、いまだ実行には至っていません。
今回は、そんな長毛猫と過ごす夏のリアルな悩みと工夫を、実体験を交えてまとめてみました。同じように悩んでいる飼い主さんのヒントになれば嬉しいです🐾

サマーカット、まだやってません。でも、毎年悩んでます。
「暑そうだなあ……」と思いながらも、実はまだ一度もサマーカットをしたことがありません。
何度もやってみようかと考えたことはあります。特に、毛玉ができやすい梅雨〜夏の時期になると、ブラッシングが間に合わなくなることもあって、「いっそ切ってしまった方がラクかも…?」と思う瞬間があります。
でもその一方で、心配なこともたくさんあるんです。

💭迷う理由1:猫って、サマーカットしても大丈夫?
ノルウェージャンフォレストキャットのような長毛種って、本来は寒い国出身。だからこそ、あの分厚い毛にはちゃんと意味があるはずなんですよね。
実際、「毛があることで断熱材のように機能していて、暑さを防いでいる」という獣医さんの意見も見かけます。下手に切ってしまうと、逆に体温調節がうまくできなくなるとか…。
また、刈ったあとの毛がチクチクしたり、皮膚が日焼けしてしまったりというトラブルもあるようで、「やってみたけど、うちの子には合わなかった…」という話もネットではちらほら。
💭迷う理由2:猫にとってストレスにならない?
猫って、環境の変化に敏感な子が多いですよね。ましてや、いきなりバリカンの音を聞かされて、体の毛を全部刈られるなんて、かなりのストレスかもしれません。
性格的に繊細な子なら、トリミングそのものが負担になってしまうかも…と思うと、やっぱり慎重になってしまいます。
じゃあどうするのか?我が家の対策
結局のところ、「じゃあ何もしないのか?」というと、そんなことはなくて、日々のブラッシングと室温管理でできる限りの対策をしています。
特に助かっているのが、~ペットティーザー(Pet Teezer)~というブラシです。もともと人間用の「タングルティーザー」が好きで使っていたのですが、そのペット版があると知って即購入しました。
👇ペットティーザーはこちら(我が家は大型猫なので犬用を使ってます)
これが本当に使いやすくて、毛が絡まりにくいし、ブラシ自体が柔らかいので猫も嫌がらずにブラッシングさせてくれます。しかも、抜け毛の量が明らかに減ったと実感できているので、今のところ「サマーカットせずに夏を乗り切る」最大の味方です。
抜け毛・毛が服につく問題、どうしてる?
長毛種を飼っていると避けられないのが「抜け毛」との戦い。
特に困るのが、服に毛がつく問題。
黒い服やスーツなんて着た日には、出かける前に一度「全身コロコロ儀式」をしないと、人前に出られません…。
🧥服への毛対策、我が家のルール
・猫と触れ合う前に“毛が付きにくい服”に着替える(ツルっとした素材のルームウェアなど)
・玄関にコロコロ&毛取りブラシを常備
・職場用の服はクローゼットで“完全隔離”保管
そして、私がやっているもうひとつの対策が…
「コロコロの持ち歩き」です(笑)
実は職場にもコロコロを常備していて、ちょっと気になったらサッと自分の服に使っています。
もうすっかり~「猫毛と戦う人」キャラ~として認知されていて、朝の出社時に「今日も毛が元気だね」と言われるのが日常。
でもそれくらい、猫の毛と共に生きる覚悟はできてます😼

サマーカットのメリット・デメリットまとめ
ここまで調べたり悩んだりした中で、サマーカットには確かに良い面もあるし、注意点も多いと感じています。
✅ サマーカットのメリット
・涼しそうに見える
・毛玉ができにくくなる
・抜け毛が減る
・ブラッシング・掃除がラクになる
⚠️デメリット・注意点
・体温調節が逆に難しくなることも
・皮膚が日光やエアコンの風にさらされる
・毛質が変わることがある
・猫にとって大きなストレスになる可能性
🐾ポイント
「やってよかった!」という人もいれば、「うちの子には合わなかった…」という人もいます。
だからこそ、やる前に情報を集めて、その子に合っているか見極めることが本当に大切です。
これからサマーカットを考えている人へ
サマーカットを検討している方は、まずは**猫にとって本当に必要なのか?**を考えてみてください。
やらない選択肢も全然アリです。
私は、ブラッシング・室温管理・冷感グッズ・水分補給の工夫などで、ここ数年乗り切っています。
一番大切なのは、「見た目」じゃなく「快適さ」。
ぜひ、うちの子にとっての夏のベストな過ごし方を見つけてあげてくださいね。
まとめ:モフモフとの夏を楽しむために
ノルウェージャンフォレストキャットとの夏は、悩みとともにあるけれど、それ以上に愛しさや楽しさがある。
抜け毛まみれのスーツにコロコロをかけながら、
それでもモフモフの姿に癒されて、笑って、また来年の夏を迎える。
そんな日常を、これからも大切にしていきたいと思っています。
あなたと、あなたの猫ちゃんにとって、今年の夏が少しでも快適で、幸せな時間になりますように🐾
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