デグーってどんな動物?情報の少なさに悩む人へ
「デグー」という名前、聞いたことありますか?
見た目はハムスターのように小さく、リスのように愛嬌があって、そして何より“人懐っこい”のが特徴。
知能が高く、飼い主の声や表情を覚えると言われているほどで、一緒に暮らしていくうちにまるで小さな友達のような存在になっていきます。
でも——そんなに魅力的なのに、デグーの情報って本当に少ないんです。
ネットを調べても、サイトによって言っていることが違ったり、専門的すぎて初心者にはわかりにくかったり。
私自身、最初は「何を信じればいいの?」という状態でした。
そんなときに出会ったのが、“デグー初心者がまず読むべき1冊”です。
この本に出会ってから、バラバラだった知識がつながり、デグーの習性や気持ちの読み取り方がぐっとわかるようになりました。
これからデグーを迎えようとしている人、あるいは迎えたばかりで不安を感じている人へ。
まずはこの1冊から始めてみませんか?
この記事では、デグー初心者が安心して一歩を踏み出すための「本」を紹介します。
デグー初心者がまず読むべき1冊はこれ!
私がデグー初心者にまずおすすめしたいのは、
『デグー完全飼育(誠文堂新光社)』著:大野瑞江さん です。
この本は、デグーの生態から飼育環境づくり、食事、健康管理まで、まさに“完全版”の名にふさわしい内容。
豊富な写真や具体的な事例が多く、ケージの設置方法や日々のスキンシップの仕方まで、初心者でもすぐ実践できる構成になっています。
私自身、デグーの鳴き声や仕草の意味がわからず不安だった時期にこの本を読み、
「デグーは社会性が高く、信頼関係を大切にする動物なんだ」ということを理解できました。
単なる“飼い方のマニュアル”ではなく、「どうしたら仲良くなれるか」まで踏み込んでいるのが、この本の最大の魅力です。
ただし、デメリットも正直にお伝えしておきます。
価格は約3,000円とやや高めで、初めての1冊としては少し勇気がいるかもしれません。
また、出版が2015年なので、最近の飼育グッズや最新の研究情報まではカバーしきれていない点もあります。
それでも、基礎知識をしっかり身につけるという意味では、今でも十分に信頼できる“デグーの教科書”です。
まずこの本で土台を作っておけば、あとはネットやSNSでの情報もぐっと理解しやすくなるはずです。
比較・補足:他の本やネット情報との違い
最近ではSNSやブログ、動画などでもデグーの飼い方を紹介する人が増えています。
実際、リアルな飼育環境やかわいい日常を見られるのはネットの大きな魅力です。
ただ、その一方で「情報が人によって違う」「どれが正しいのかわからない」と迷う場面も多いですよね。
『デグー完全飼育』の良さは、そうしたバラついた情報を“体系的に整理してくれる”点にあります。
ネットで散らばっている知識を一本の道筋として理解できるので、初心者が混乱せずに学べます。
「温度管理はなぜ必要なのか」「なぜ砂浴びをするのか」といった“理由”まで解説してくれているのがポイントです。
他の飼育本の中には、情報が浅かったり写真が少なかったりするものもあります。
その点、『デグー完全飼育』は、専門家による監修と実際の飼育例をバランスよく掲載していて、
“本格的だけど読みやすい”というちょうどいい立ち位置。
もちろん、出版から時間が経っているので、
最新の飼育グッズやSNSで話題のアイテムなどは、ネットで補うのが理想的です。
つまり、**「本で基礎を固め、ネットで最新情報をキャッチする」**のが、今の時代に合った最強の学び方。
情報が氾濫する今だからこそ、まずは1冊の“信頼できる地図”を持つことが、デグーと幸せに暮らす第一歩になるのです。
まとめ:この1冊からデグーとの暮らしを始めよう
デグーは、見た目のかわいさ以上に「心の通じる小動物」です。
だからこそ、飼う前にきちんと知識を身につけておくことが、幸せな時間を長く続けるための第一歩になります。
今回紹介した『デグー完全飼育』(著:大野瑞江さん)は、
初心者が「まず何を知ればいいのか」を体系的に教えてくれる、まさにデグーとの暮らしの“教科書”のような1冊です。
少し値段は張りますが、そのぶん内容の充実度と信頼性は抜群。
この本を読めば、飼育の基礎からデグーの気持ちまでしっかり理解できます。
もちろん、本を読んだあとの日常には、予想外の出来事や新しい発見もたくさんあります。
そんなときこそ、このブログで情報を交換したり、体験をシェアしていきましょう!
みんなで学び合って、デグーとの暮らしをもっと楽しく、もっと安心できるものにしていけたら嬉しいです。
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